「納豆売り」の行商人
近年では減っているが、「納豆売り」と呼ばれる行商人が納豆を売り歩くこともあった。売り声は「なっと〜〜、なっ
と〜〜ィ(語尾をあげる)」というものであった。
現在では主にスーパーマーケットの食料品売り場などで販売されている他、自動販売機での販売も増えている。また、茨城
県や埼玉県川越市などでは土産物(名産品)として販売している場合もある。
伝統的な包装方法では、納豆の製造で使用した藁をそのまま藁苞(わらづと)とするか、経木に納豆を包んでいた。
1960年代以降は、流通面で効率的なことなどから、一般的には発泡スチロール容器が使われている。発泡スチロール容器は
積み重ねられる形状になっていて、2?4つを1セットとして売られている場合も多い。また、納豆を容器に入れたままかき
混ぜて糸を引くことができるように、底に凹凸が付けられるなどの工夫もなされている。
発泡スチロール容器の普及は納豆の消費拡大に大きく貢献した。ただし、藁に比べると通気性が悪く、また納豆の臭い成分
を吸着しにくいために、納豆独特の臭いがこもって強くなる傾向がある。こうした風味の違いや、「自然食品」的なイメー
ジから、一部の高級品や自然志向の商品、土産物では現在でも藁や経木を使う場合がある。
なお、現在の納豆には、カラシと納豆用のタレが付属することが多い。
2008年には、ミツカンが新改良の発泡スチロール容器の製品を発売した。これは同梱のタレを従来の液状袋入りからペース
ト状にして容器内の小室に直接注入したもので、納豆とタレ袋を分離するフィルムを廃して通気性を向上させると共にタレ
との混合を容易にしている。ただし長時間容器を傾けて運搬・保存できないという欠点がある。
現在では、納豆と言えば、納豆菌を発酵させたいわゆる糸引き納豆を指すが、その他にも麹菌を発酵させた後乾燥させてか
ら熟成した塩辛納豆(寺納豆)と呼ばれる納豆がある。麹菌納豆は古代中国(紀元前2世紀頃)からの遺跡等から出土してお
り日本にはおそらく奈良時代頃に伝来した豉(し、日本ではくきと読まれ久喜の字もあてられていた)と考えられている塩
豉(後の塩辛納豆)と淡豉(平安以降歴史から姿を消す)との2種類がありそのままではなく調味料として使われていた。
平安時代の文献にも塩辛納豆の名は残っているが、一般に広まったのは室町時代以降でこの頃から糸引き納豆も登場してお
り区別するために塩辛納豆を久喜と呼び糸引き納豆を単に納豆と呼ぶようになった。またこの頃北宋・南宋に渡航した僧が
再度持ち帰り広めたことから寺納豆とも呼ばれるようになり、今でも京都府の大徳寺納豆・天竜寺納豆・一休寺納豆や静岡
県浜松市の浜納豆(浜名納豆)などが作り続けられている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
お豆腐みたいに納豆を売り歩く行商人がいたそうです。
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